「きれいに撮る」だけでは伝わらない。会社の魅力を伝えるために
「この人のことを、もっと知ってもらえたらいいのに」
介護や看護の現場を撮影していると、そんなふうに思う瞬間があります。
利用者さんに自然に声をかけるスタッフ。
訪問先で、相手の小さな変化に気づく看護師。
仕事の合間に、スタッフ同士で笑い合う姿。
カメラを向けると、つい「きちんとしたところ」を撮りたくなります。
でも、本当に伝えたい魅力は、案外そういう何気ない日常の中にあるのではないでしょうか。
「事業所の紹介動画を作りたい」
そう思ったとき、多くの方がまず考えるのは、
「施設をきれいに撮影してもらおう」
「スタッフにインタビューしてもらおう」
「サービス内容を紹介しよう」
ということではないでしょうか。
もちろん、それも大切です。
でも、私は介護や訪問看護の映像を作るとき、もう一つ大切にしていることがあります。
それは、「その事業所にしかない魅力を見つけること」です。
今回は、私が映像制作で特に大切にしている3つのことをご紹介します。
大切にしている3つのこと
1.まず「何のための映像なのか」を決める
映像は、作ることが目的ではありません。
「採用したいのか」
「利用者さんやご家族に安心感を持ってほしいのか」
「ケアマネジャーさんに事業所の特徴を知ってほしいのか」
目的によって、撮るべき映像は全然違います。
例えば採用動画なら、仕事内容を説明するだけではなく、
「どんな人たちが働いているのか」
「スタッフ同士はどんな雰囲気なのか」
「この職場で働くと、どんな毎日になるのか」
が伝わることが大切です。
だから私は、撮影を始める前に「この動画を見た人に、何を感じてほしいのか」を一緒に考えることを大切にしています。
2.「人」を撮る
介護や看護の仕事の魅力は、設備やサービス内容だけではありません。
そこには必ず「人」がいます。
利用者さんに声をかけるスタッフ。
訪問先で丁寧にケアをする姿。
スタッフ同士で相談している様子。
仕事が終わったあと、利用者さんとの出来事を楽しそうに話す姿。
こうした何気ない瞬間に、その事業所らしさが表れることがあります。
私は、カメラに向かって「笑顔でお願いします」と言ったときの笑顔だけではなく、仕事をしているときに自然に出る表情や、その人らしい仕草を大切にしたいと考えています。
「この人たちと一緒に働きたい」
「この人たちなら安心して任せられそう」
そんな気持ちにつながる映像を作りたいからです。
3.「当たり前」の中にある魅力を見つける
介護事業者さん自身は、
「うちは特別なことはしていませんよ」
「どこにでもある普通の事業所です」
と思っていることが多いです。
でも第三者から見ると、
「この利用者さんへの声かけ、すごく丁寧だな」
「スタッフ同士のコミュニケーションがいいな」
「こんなところまで考えているんだ」
と感じることがあります。
働いている方にとっては「当たり前」のことでも、外から見ると、それは大きな魅力かもしれません。
だからこそ、第三者である映像制作者が現場を見る意味があると思っています。
私は、事業所の皆さんが気づいていない魅力を見つけ、それを映像という形にして届けたいと思っています。
「かっこいい映像」より、「伝わる映像」を
私が作りたいのは、ただおしゃれで、かっこいい映像ではありません。
映像を見た人が、
「ここで働いてみたい」
「この人たちになら任せられそう」
「この事業所のことを、もう少し知ってみたい」
と思ってくれる。
そんな「人の心が動く映像」を作りたいと思っています。
介護や看護の現場には、そこで働いている皆さんにしか分からない魅力がたくさんあります。
「うちには映像にするような魅力なんてない」
そう思っている方も、ぜひ一度お話を聞かせてください。
もしかすると、皆さんにとっての「当たり前」の中に、まだ気づいていない魅力があるかもしれません。
その魅力を一緒に見つけて、必要としている人に届ける。
それが、私が映像制作を通してやりたいことです。
書いた人
ケアPRムービー中の人
元テレビマン×主婦クリエイター
TV制作会社で番組制作に携わってきた経験を活かし、在宅ケアに寄り添う“やさしい動画づくり”を担当。
●企画~撮影~編集を一貫対応
●子育ての合間にできる地域貢献として参加
●ケアの現場に敬意を持ち、温かく表現するのが得意
「動画が苦手な事業所さんでも、大丈夫です。皆さんの想いを映像として一緒につくりましょう。」

